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幼児期の原体験による記憶は強いインスピレーションを生む

2015.06.12


【幼児期の原体験による記憶は強いインスピレーションを生む】

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先月家族で横浜美術館に遊びに行きました。娘は小さい頃から美術館に行きなれていて、2歳3ヶ月にして自分なりに美術館を楽しむコツを知っているかのように歩いたり、絵やアート作品を見たり触れたりしています。

その時期は石田尚志さんの企画展を開催しておりました。独特の世界観で絵のタッチは抽象的でしたが、記憶に残るものでした。

驚いたのはその翌日。娘が親の見てない間にお絵描き帳に絵を描いておりました。描いた絵は、前日見た石田さんの作風と似ている、色や絵の構成含め石田さんの作品からインスピレーションを受けた一つの絵でした。彼女の中で完成しているのか、書き終えた絵に書き足したりすることはありません。

主人と私はすぐにその絵を見て、前日に見た石田さんの作品からインスピレーションを受けたものだと気がつきました。

娘が生まれて約2年、様々な経験を一緒に積み重ねていく中で親として多くのことを学ばせてもらっています。子供は生まれてきてから生きている年月が短く、経験は浅いですが、その分一回の経験から吸収するものがとても多いと感じています。

「幼児期の原体験による記憶は強いインスピレーションを生む」。親として、またニットを通じて多くの子供達とこれから接していく中で、継続的に意識して研究を重ねていきたい課題です。

今回の出来事は娘が表現してくれたので親として気がつくことができました。娘に感謝しています。

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