昨日ダルマ手編み糸の2016年春夏の展示会が開催されました。この春からブランド名やパッケージ、ラベル表記もグローバルを意識し、「ダルマ手編み糸」から「DARUMA」に変更。展示会の開催場所も業界の定番の会場から一歩クリエイティブな場所（「3331 Arts Chiyoda」）へ変わり、少しずつブランドが現代にアジャストしながら変わっていきたいという思いを感じさせられる展示会でした。

新製品は手編み糸では２つありました。

【新製品①　ウールジュート　Wool Jute】
バングラディシュ産のジュートに、ニュージーランド産のウールを合わせて紡績した糸。ウールの膨らみ感を出すことでジュート100％の糸で編むよりも軽く編みあがり、より実用的なバックができあがります。また、ジュート部分を染色しないで糸にすることで、メランジ感のある色味になり、エスニックな雰囲気の編み地に仕上がります。

実際に、麻ひも（ジュート100％）の糸で編むより、柔らかさや軽さが有り、バック自体がスッキリした印象に仕上がっておりました。一年中季節限らず使うことができそうな糸で、麻ひもバックや小物がお好きの方にはお勧めの糸だと思います。

【新製品②　ソフトコットン　Soft Cotton】
コットンの特徴のひとつ、肌触りの良さを活かすために、撚りをできるだけかけずに作った無撚糸タイプの糸。とてもソフトで膨らみ感がある糸なので、ベビーニットやクッションカバー、ブランケット等にお勧めの糸です。

カラーバリエーションに個性があり、ナチュラルの中にメリハリが持てそうな、オシャレな配色となっています。

その他、新製品以外の糸で目を展示作品が有りましたので、ご紹介致します。

●マテリアルコード×麻ひも
麻ひもをマテリアルコードで編みくるみながら作った作品。インテリア小物にお勧めです。

●マテリアルコード
作り手に寄って様々な使い方、アイデアが浮かぶ糸。

●マクラメ、マテリアルテープ
プラントハンガーで表現。

●SASAWASHI
白とネイビーの新色が加わり、一層表現の幅が広がります。バックから帽子まで多彩な表現を。

●麻ひも
新色が増え１４色という多彩なカラーバリエーション！パターンブックも小冊子で作られ、編み物にチャレンジしやすい環境づくりも考えられています。

●クラフトクラブ
春夏定番の糸で夏の帽子も素敵ですね。

●ダルマレース#60
レース糸でとっても上品な新製品もでました。

●刺し子の手縫いのキット

糸のカラーバリエーションにブランドのDARUMAの思いが感じられる、そんな展示会でした！