BLOG

第二子長男を出産!〜家族の思いが以心伝心。心の呼応が新たな生命の誕生に繋がった〜

2016.04.21


2016年4月14日(木)午前7時20分、第二子長男を出産致しました。体重3526g、身長51cmの大きめな赤ちゃんでした。

DSC05805

個人的な内容ですが、今回のお産は私の人生にとって大変貴重で感動的な経験で、そのお産ダイアリーを書きました。ご興味がございましたら、よかったらご一読下さい。

今回の出産は、家族1人1人の思いが以心伝心しこの皆の思いの空気を読むようにスマートに赤ちゃんは誕生してきました。
娘の入園、主人の仕事、私の今回の出産を迎えるスタイル、家族それぞれの心の呼応が、新たな生命の誕生に繋がったと実感した貴重な一日になりました。

この4月、我が家はイベントづくし。まずは長女の幼稚園入園を家族皆で暖かく迎えることが一番先の目標でした。
4月11日(月)無事娘の入園式を家族で迎えることができました。入園式以降であればいつ生まれてきてもいいと思っておりましたが、入園式で大泣きしてしまった娘に付き添う中で、もう少し入園してからの様子を見守りたいという気持ちが芽生え、出産への高ぶりが留まってしまいました。入園式の翌日(4/12)は、元気に登園するものの、保育中に泣いてしまい、その日の夜には「幼稚園行きたくない。。。」という言葉が出ておりました。登園2日目(4/13)の朝は大泣きで、幼稚園に連れて行くのに主人がとても苦労をしました。大泣きで家を出て行った娘を迎えに行った時、何かを吹っ切ったような表情をしていました。話を聞くと、教室内でも相当大泣きをしていたようですが、自分なりに楽しむポイントを自分自身で見つけ、自分自身で解決することができたようでした。この日の夜もまた前日の晩のように幼稚園に行きたくないという言葉が出るかと思っておりましたが、本人の口からは出ず、少し清々しい表情をしていました。

次に、主人も仕事が大変忙しい時期で、出産はできれば4月の14日か15日がいいという希望をあげていました。

DSC05788

そこで私は、家族皆の都合を鑑み、4月の14日か15日あたりに赤ちゃんに出てきて欲しいと思っておりました。「産まれても良いなと思ったらお腹の赤ちゃんに号令をかけるから、それまで待っててね」とずっと声をかけてきました。ですが、そうは思いつつも、毎日の生活の中で「産むぞ!」という気持ちに私自身が覚悟を決めないと赤ちゃんは出てこないだろうなと思っておりました。一度経験したお産ですが、やはり辛さは覚えており、覚悟が自分に出来ているのか、そこに一抹の不安はありました。入園式、その翌日、翌々日と大泣きする娘を見て、私は果たして当初家族皆の都合で設定した日に出産ができるのか、気持ちを自分でコントロールして高めて行こうと思っておりましたが、何だか遠のいたり、留まったり、とそんな気持ちを13日の夜まで抱いておりました。

そんな娘と13日の夜お風呂に入っていた時に、「明日か明後日か、もうすぐお腹の赤ちゃんに会えるよ!」と言葉に出して言ってみました。それに対して娘が「じゃあ、今日寝たら会えるってこと?」と聞き返してきました。留まっていた私の気持ちに背中を押すように響いた娘のこの質問。答える時に「そうだね!今日か明日寝たら会えるよ!お腹の赤ちゃんいつでも出てきていいよ〜」と声をかけながらお腹をポンポンと軽くたたき、号令の合図をかけました。
陣痛が始まったのはその5時間後でした。

DSC05657

今回私が出産に対して望むシチュエーションがいくつかありました。1つでも2つでも叶ったら嬉しいという気持ちで構えておりました。
1つ目は、「長女の時と同じで出来るだけ願った日に出産をしたい」。長女の際も陣痛が起きる前日に「明日出てきてね」と声を掛けお産に繋がりました。言い聞かせが一番お腹の赤ちゃんに効くと信じておりました。
2つ目は、「陣痛はできれば家族皆がいる時に来て欲しい」。主人が会社に行っていたり、娘が幼稚園に行っていたり、公園で遊んでいる時ではなく。
3つ目は、「分娩室脇で家族皆が立ち会う中で出産をしたい」。主人以外に、ずっと妊婦健診に付き合ってくれた娘、また暖かいサポートをいつもしてくれる義母がいる時に。
4つ目は、「入院中に私の母に生まれたての赤ちゃんを紹介したい。面会に来て欲しい」。母は私の妹の出産のサポートで私の妹がお産で入院中であれば動くことが出来るという状況でした。

こんないくつもの希望を望んでおりましたが、全て叶わなくても、1つだけでも、2つだけでも叶う状況下で生まれてきてくれたら嬉しいなと思っておりました。

image

陣痛が始まったのは4月14日(木)深夜2時頃でした。腰の軽い痛みで目を覚まし、陣痛が始まった様子を感じ取りました。微弱陣痛くらいだったので、そのまま様子を見ておりました。2時間が経ち、まだ陣痛が続いていたので、これはお産に繋げたい!という思いで、私の産院の両親学級で学んだ「お産前に身体を温めるといい」ということを思い出し、夜中に陣痛が来たらお風呂に入ろうと決めていたので、お風呂に入ってみました。そしたら良い感じで陣痛が強くなり、進む様子を感じ取りました。主人を起こすと娘も何だか目を覚ましており、この時間なら家族皆連れて行ける!と確信して、産院に向かう準備を進めました。

4時過ぎから本格的な陣痛が始まった後の陣痛の進み具合は長女の出産時のスピードを遥かに上回り、ぐんぐん進んで行きました。大きいマンション群に住んでおり、ちょうど雨が降っていた関係でタクシーに乗車するまで長距離を歩かざるをえず、この環境を密かに「やった!」と思いながら、頑張って時間をかけて歩きました。これもお産が進むいいきっかけになったと思います。産院に朝6時に入り、分娩室直行で、午前7時20分に赤ちゃんを抱くことが出来ました。

image

私が今回出産した産院は、地域で評判の高い産院で、「自然分娩」「母乳育児」を徹底している産院です。私自身の産前産後の考え方と合うので、この産院で出産できるのを楽しみにしておりました。今回の出産で感動的だったのは、まさに産む瞬間でした。お腹の赤ちゃんがとても上手に出てきてくれたようで、「自然の息みの中で生まれてきますので、構えなくていいですよー」と助産師さんに言われ、まさにその自然な流れの中で赤ちゃんが誕生しました。私自身の中では「究極的な自然分娩」と名付けたくなるような、そんなスムーズなお産でした。産前娘がお腹の赤ちゃんに「上手に生まれてきてね☆」とずっと声を掛けてくれていて、その言葉の通りになりました。

こうして2回目のお産は、1回目のお産とは全く違う形で経験することが出来ました。結果的に産前に望んでいたシチュエーションは全て叶う形で生まれてきてくれました。2人の子供を持つ先輩ママさん方が、「2人目は家族の空気を読むように生まれてくるよ」というアドバイスをずっと頂いていたので、本当にその通りだと感じました。

DSC05782

今回のお産を通じて、家族1人1人の心の呼応が赤ちゃんの誕生に繋がったと感じています。娘の幼稚園のことで気持ちが留まっていた私の背中を押してくれたのは娘で、私の声掛けでお腹の中の赤ちゃんが反応し、家族が全員集まる時に誕生しました。出産した時間が朝早かったので、娘は幼稚園の準備をしたまま産院に入り、赤ちゃんの誕生後、義母と一緒に電車で幼稚園に登園しました。前日大泣きだった娘が翌日にはお姉ちゃんになって電車での登園。現実を自分なりに受け止め解釈し、幼稚園に向かう姿がとても立派に見えました。それ以降幼稚園で泣くことはなくなりました。

DSC05665

DSC05671

4人家族のスタートは、家族1人1人がそれぞれ影響し合っている、私自身もこの家族の中で生かされていると実感する形で迎えることが出来ました。3人家族から4人家族になると双方向のコミュニケーションの形が変わり、これまで生まれなかった会話が生まれたり、違いに気がついたり、早速賑やかで楽しく豊かな生活が始まっています。赤ちゃんと娘の成長に合わせて変化するこの家族のコミュニケーションのあり方を大切にし、今の時間を楽しんで行きたいと思っています。

同じタイミングで妊娠をしていた私の妹は、私の3日前に安産で女の子を出産しました。妹が入院中だったので、私の母も私の産院に来ることが出来ました。

今年は、新しい生命のエネルギーを感じる一年にしたい!というのが目標。赤ちゃんの誕生を無事迎えることができ、彼の成長を通じて新しい気づきや発見をたくさんもらい、自分自身の成長、磨きに繋げて行きたいと思っています。

健康に元気に逞しく育って行ってね!

DSC05804

DSC05789

PAGETOP