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【キッズ編み物への道:年少手縫いとの出会い】

2016.07.18


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Knit Graceでは、幼少期の編み物との出会い、何歳くらいからどんなことができるようになるのかを研究しています。
「編み物」というと、今の子供達の親世代でも馴染みのない方が多く、「難しい」という印象を持つ傾向があります。そのため親世代がやらない方が多く、なかなか子供世代にこのカルチャーの楽しさが伝わりにくくなっています。

「編み物」は、手先を使うカルチャーで、脳の活性化を促すとともに、集中力、継続して物事と向き合う力、好きなものを作るという創造力、デザイン力等様々な能力を養うことができ、また、作り上げた達成感から深い喜びを感じることが出来ます。様々な能力を養うことが出来るこの編み物のカルチャーをぜひ小さいうちに触れて欲しいと思っています。そこで、私自身が娘の成長を通じて、世間一般的に何歳くらいからやることができ、楽しむことが出来るようになるのかを研究しています。

先日娘(3歳4ヶ月、年少)の通園する幼稚園で親が参加する参加保育があり、二日間娘と手芸を楽しみました。1日目は「縫い取り」をやり、自分で穴を定期的にあけた紙に刺繍針を通していくという縫い取りをしました。針をスムーズに穴に指していました。
2日目は、「ぬいぐるみ作り」に挑戦。作る型紙を選び、布を選び、ハサミで裁断したあと、本物の縫い針と糸で手縫いに挑戦。前日の縫い取りと同じ作業なので、自然とやることができました。親がかなり手を貸しましたが、綿入れや顔の絵を書いたり、洋服にする布を選んだりすることは娘が行いました。針の先が尖っていて刺すと痛いことを知ったりと、良い経験を積むことができました。

年中、年長との合同保育のため、周りの子供達の制作の様子見ておりましたが、みんなとても上手にアイデアを入れながら作り上げていました。

編み物のカルチャーも大きく捉えたら手芸のカルチャー。手を動かして物を作り上げるのは、手縫いのカルチャーと似ています。
今回3歳児の手の動かし方を見て、どういう形で編み物との出会いを作って上げたら良いのか、たくさんの課題をもらった、そんな2日間になりました。

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