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娘4歳の誕生日 ギフト教育の観点から育児の見直しと今後の育て方について

2017.02.08


娘が先日4歳の誕生日を迎えました。2月生まれにも関わらず、身長は年少クラスで一番大きく、大きな病気もなくすくすくと健康に明るく育ってくれている娘にとても感謝しています。

昨年末ギフト式乳幼児教育アドバイザーの資格を取得し、0−3歳の3年間で脳の80%が形成され、この時期がその子の人格形成に最も影響を与える時期であることを知りました。既に4歳を目前としている娘において、これまでの育児の見直しをし、どんな土台(ベース)が培われていて、今そのベースにどんな能力が個性という芽として出てきているのかを真剣に考えるきっかけになりました。

ギフト教育を学ぶ中で、脳の形成過程を軸に考えると、それは胎内にいた時から始まっており、娘がお腹の中にいた時に、私自身がどんな生活をしていたのか、どんなことを楽しいと思って感じていたのか、その時から遡ってひも解き始めました。お腹の中に赤ちゃんがいる時、赤ちゃんはママが見ているものを胎盤を通じて受け取り、お腹の中で同じものを見ています。ママが心地いいと思ったことには、βエンドルフィン(別名「幸せホルモン」)が分泌され、同じように胎盤を通じて赤ちゃんに流れ込んでいます。産後娘を育てる中で、娘が意識を向けることや好きになることは、実はお腹の中にいた時に私が触れていた世界観と通じるものが多いと言うことが娘のアウトプットやコミュニケーションが増えるにつれ見えてきました。(具体的なお話は別途記事として投稿したいと思います。)

さて、4歳まで育った娘を客観的に分析し、どんな本能が伸びてきているかな、好きかな、得意かな、逆に苦手意識を持っているものはあるかな、好きにならない遊びはなにかな、それはなぜなのかな、どんな育て方をしてきたからなのかな、今後個性として引き出してあげたい分野はどんなものだろうか。ギフトを学べば学ぶ程、親として作ってあげることができた環境と、全くできなかった環境=育て方が浮き彫りになってきました。

私にとっての娘の育ちは、親になって初めての子育て。右も左も分からず、様々な本を読みながらも自分なりに考え、夫婦で話し合ったり、親に相談しながら、ここまで進めてきた育児。正解もなく、これで本当にいいのかという自信も持てずに向き合ってきました。その中で1つ分かったことは、親の好きなことはどんどん取り組ませておりましたが、私自身(母親)が苦手だと思うことはやらせずに育ててきてしまったという事実です。バランスよく育てるという意識が欠落しておりました。

今娘が好きなことや得意なことは、実際に脳のどの部位を多く使う遊びが多いのか、どの分野が発達してきているのかを抽出し、逆に触れてこなかった遊びは脳のどの部位を発達させる遊びなのか。脳の部位別に分析して、得意なことと触れてない遊びが同じ脳の部位を発達させる場合、これからどんな遊びを入れてあげて伸ばしてあげると、脳の神経伝達回路が繋がってくるのか。またその時に、その子の能力に合わせてスモールステップをしながらレベルを段階的に上げ下げしていき、苦手意識を持たせないで、「楽しい!できる!」という状況で受け入れてもらえるのか。ギフトで学んだ脳育の遊びをさりげなく日々の生活に取り入れて娘の能力をチェック。この分野はこの程度、この分野は親が触れさせてあげてなくても結構育っている、この分野は年齢に対して理解が低いな等、分析をしました。できること、できないことを年齢に対してみて行くのではなく、適期を見ながら育てて行くことを意識し、脳の90%が形成される幼稚園卒園までの6歳を目標に、バランス良く娘の脳を育て、たくさんの神経回路を通わせてあげ、その土台を整えてあげた上で、好奇心を強く持つことには個性として伸ばしてあげたいという目標を私自身も持つことにしました。

最後に、4歳の誕生日プレゼントは、親からは図鑑をプレゼント。本が大好きな娘には、少しでも自ら学びたいという好奇心を育てて欲しくこちらをチョイス。祖父からは一輪車を。小脳で司るバランス感覚を日頃磨いている娘。2歳でスクーター、3歳1ヶ月で補助輪を使わず自転車に乗ることが出来ました(ヘンシンバイク)。このバランス感覚を小さいうちから継続的に育ててあげたく、元々小学生が一輪車に乗る姿を見て興味を持っていたので、祖父から贈って頂きました。祖母からはリカちゃん人形。4歳の女の子と言えば、皆がプリンセスに憧れを持つ時期。ごっこ遊びが大好きな娘は、リカちゃん遊びをする中で、自分を重ね合わせ、プリンセスの気分を味わうことができます。様々な場面を想定して話を作る遊びを通じて、優しい人の気持ちがわかる豊かな心を育てて行って欲しいと思っています。

ギフト、それは生まれ持った才能という意味。
ギフト教育を学び、自分が構成する育児に少し自信を持つことができ、3歳を過ぎ脳の形成過程90%を迎える第2ステージを生きる娘に、今日、今、この時間、この場所でどんな遊びをして上げたらいいのか。その場にある身近なものでできる脳育遊び。親としての知識とノウハウを習得し、私自身も娘と接する時間の大切さを肌で感じ、日々の育児がとても楽しくなりました。

具体的な取り組みを少しづつBlogでご紹介していき、皆様からも暖かい眼で見守って頂きたいと思っています。

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