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【クリエイティブ×脳育】4歳 ミシンを使ってバッグ作りに挑戦!〜指先の動き、バックのデザイン、色彩と脳の全ての分野を活性化〜

2017.04.28


4歳2ヶ月の娘。年中に上がり新たに習い事を始めたことをきっかけに、「習い事の本を入れるバックを自分で作ってみよう!」という話で親子盛り上がり、ミシン、手縫い、アイロンを駆使して、お花をモチーフにしたバックを作り上げました。

こちらのバックを作るきっかけになったのが、春休みに「ミシンをやりたい」という娘の一言に応え、リカちゃんのお布団セットを試しに作ったことでした。娘の言葉に一瞬「え?!4歳でミシン?」と思いましたが、よく考えてみますと、家庭用ミシンはスタート/ストップボタンを押すだけで動き、縫うスピードも調整が出来ます。一番ゆっくりのモードで縫えば子供に扱わせても危なくないと判断し、試しに出してみました。りかちゃんで遊ぶようになった頃からいずれはお布団とかを作ったら楽しいだろうな、と考えていたので、娘の気持ちにすぐ提案することができ、布を広げ、ハサミで生地を切り、ミシンで四角く縫って制作。掛け布団、敷き布団、枕と3点ささっと作ることが出来ました。
娘も出来映えとミシンが使えたことに満足の様子で、『ミシン=楽しい』という印象で最初の経験を終えることが出来ました。(この最初の体験の時には、糸の通し方とか色とか下糸等、難しくなる要因になるものは一切教えません。ミシンの持っているシンプルな「まっすぐ縫う」という一番大事な機能のみ教えて、楽しい経験で終わらせるようにします。布を切るハサミも本物の大人用の布切りばさみを使います。)

なぜミシンを急にやりたいと言ってきたのか、ここには2つ思い当たることがあります。1つは4歳になり、機械的なものに興味を持ち始めています。例えばファックス付きの電話でいろんな色のペンで描いた絵をコピーして、どんなふうに仕上がるのか楽しんでいます。また、絵本『わたしのワンピース』の一番最初にミシンを踏んでいるうさぎさんが出ていて、この本のうさぎと自分を照らし合わせたのかもしれません。ひょんなことがきっかけで突然上がった声でした。こんなふうに自分からやってみたいと思って口に出た言葉は、叶えてあげられるものは親が頭を使って叶えてあげようと普段から思っており、ミシンを体験させられるとても貴重なきっかけを私自身娘からもらったと感じました。

このミシンを扱った時の様子を見て、娘自身楽しく上手に縫っていたので、近いうちにステップアップをしてあげられるチャンスを伺っておりました。
そこで、思いついたのが”習い事のバック”作りでした!習い事に自分で作ったバックを持って行くことにより、両者(習い事と制作する楽しさ)にプラスとなるモチベーションを持たせられたら!と思って思いつきました。

本が入る大きさで、バックとして使える布地で、子供がミシンで縫う際に扱いやすい素材ということで、『フェルト』が最適だと判断しました。
デザインに関しては、私が下絵を簡単にメモ書きし、娘と作りたいバックのイメージを擦り合わせ。この際に、ミシンで四角く縫うだけで終わってしまうのは楽しくないのと、せっかくのバック作りの機会なので、脳育も踏まえ、手縫いやハサミを使う機会も創出できるようなデザインの方向に話を進ませました。
材料は失敗しても良いように、また好きなだけ使いたいものを使えるように、家にあるフェルトと手芸店と100円ショップで手軽に済ませました。バック、お花、リボンの色味は全て娘が選んでいます。

制作する前には、私の方で娘が楽しく、飽きずに取り組めるよう、やる順番を段取りしておきます。ここがポイントです。子供はちょっと待つということができないので、なるべく次から次にやることを与え、疲れたら少し休憩という感じで進めて行きます。段取り不足で、ママがちょっとこれをやるのを待っててねというと、そこで気が散ってしまうお子様もいらっしゃいます。(見本を見せるという意味ではこういったやり方も良いのですが、どこまで子供が作り上げられるか、モチベーションがどのくらい持つかを知らない時は、お勧めしません。)

実際に制作スタート!まずは一番娘がやりたいミシンから行きます。まっすぐ縫う経験はしたので、今度は持ち手の細いものを縫ったりしながら新しい経験を取り入れます。持ち手の部分は私と一緒に進めました。実際に縫って慣れて行くと「もう少しスピードを速くして縫いたい」等声があがってきて、いい感じです。
ミシンでバック本体を作ることができました。縫う量もそれなりにあり、緊張感から疲れた様子で、「お花は手縫いで付ける!」と自ら話してくれました。親としてもお花はデザイン的に手縫いで付けた方が可愛くなるのと、脳育的に指先を使って欲しいと思っていたのですが、いかんせんデザイン上お花の数が多いので、手っ取り早くミシンで付けたいと言われたらどうしようかなと内心思っておりました。娘が自ら手縫いを提案してくれたことに内心感謝をして、お花の取り付けをスタートしました。付けたいお花の色と手縫いで縫う刺繍糸の色を選びながら1つずつ付けて行きました。最初数個付けたら疲れが見え、私が1個つけて、次は娘が付けて、を繰り返しながら、7個くらい付けた時点で初日は終了しました。数日後、続きを付け、最後にリボンをアイロンで接着して完成です。30個のリボンも、付ける色は全て自分で選び、アイロンも全て自分でやって完成しました。

制作時間は合計すると4時間くらいでしょうか。2回に分けて作り上げることができました!仕上がったバックの達成感、満足感、喜びに満ちあふれ、自分の好きなものをたくさん詰めて使い始めました。

制作過程を客観的に振り返ると、工程はハサミ、ミシン、手縫い、アイロンと多岐に渡り、モチーフや刺繍糸、リボンの色も全部自分で選びながら作り上げました。私が手伝ったのは、お花を切ることができなかったので、それは私が切ったことくらいです。最初にメモ書きで下絵を描いた時には、色のないバックでしたが、一緒に材料を揃えながらイメージを共有し、形にするまで、一回も諦めることなく、しっかりとついてきてくれました。2年前にはアイロンビーズを一緒にやっていて、5分も椅子に座っていられなかった娘がとても成長したなと感じた瞬間でした。それとともに、私自身がモノ作りを通じて子供達に教えたいと思っている4つの喜び「想像する喜び、作る喜び、完成する喜び、そしてそれを身につける喜び」を今回娘自身肌で感じてくれただろうなと感じました。そして改めて、クリエイティブと脳育の関係性を実感したプロジェクトとなりました。指先の動きは前頭葉に、デザインを考え配置を考えたりすることは頭頂葉に、色彩に関しては後頭葉に刺激を与えています。

ひょんなきっかけから始まったミシンを使ってのモノ作りが親子にとって様々なチャンスを生み出してくれる経験となりました。娘の喜びと自信を次に繋げてあげるために夏くらいには洋服作りくらいチャレンジさせたいなと思っています。そして、今回の娘の様子を観察し、私自身幼児向けのクリエイティブクラスを組み立てる上で大変参考になる経験を持つことが出来ました。娘に感謝です!

銀座の新しいランドマーク GINZA SIXオープン!

2017.04.26


先週オープンした銀座の新たなランドマーク『GINZA SIX』に行ってきました!モノ消費からコト消費の時代に相応しいラグジュアリーなショッピング環境に心躍りました!館内にはアートがたくさんあり、ショップとアートが融合した素敵な空間が広がっていました。

屋上庭園は、銀座の空の庭のような感覚で心地よく、銀座を起点に東京を一望できる景色が新鮮でした。

館内は平日でも大変混んでいましたが、17時頃からなら早めのディナーでレストランも入れ、家族で素敵な時間を過ごしました☆

私が前職で勤めていた頃から開発の話が上がっていたプロジェクトが、今こうして新たな形を持って街の歴史の1ページを刻み始めた、この施設の開業に実に多くの人々が携わってきた様々な思いを感じ取りました。そして開業に全力で携わっていた主人の仕事を家族として応援することができ、また子供達に見せることができ、とても光栄に思っています。
銀座、そして東京、日本を代表する新たなランドマークとして、末長く愛される施設となることを祈っています!
https://ginza6.tokyo/

娘の幼稚園グッズ新調〜年中女子プリンセスに思いを馳せる、実はママからのお守り〜

2017.04.11


4月より年中に進級した娘(4歳)。いつでもプリンセスになることを夢見ている彼女に、少しでも親として思いを表現してあげられることはないかなと考えを巡らし、1年使って色褪せた幼稚園グッズを新たに新調しました。キャラクターものを買って与えるだけのコミュニケーションでは親としての私が納得いかないので、どんなものが欲しいのかイメージを膨らませ、オリジナリティのあるものを作る過程を会話で楽しむことが出来る「手作り(ハンドメイド)」スタイルにしました。

まずは布地選び。娘とプリンセスのイメージを話しながら出てくるキーワードで検索し、娘のイメージに合うものを2人で選びました。娘から出てきた言葉は、「プリンセス」「ユニコーン」「牡馬」「マーメイド」等。幸いネットショップで気に入った布地を選ぶことができ、制作スタート。

ミシンも定期的に踏んでいないと勘がなまってしまうので、感覚を継続するための良い機会だと捉え、楽しくミシンで「お弁当袋」「コップ袋」「ランチョンマット」を作りました。
たいした出来映えではないですが、娘がとても喜んでくれたので、ホッとしました。

実はこの3つの幼稚園グッズの新調には、親としてのささやかな願いが込められています。年中になり、新しいクラス、新しい担任の先生、新しい教室。慣れた幼稚園の中でもまた緊張があり、自分の立ち位置や存在を時には見失ってしまうこともあるかもしれない。そんな娘に、毎日の幼稚園でのお昼ご飯の時間は、ママと一緒に話をして作った、本人しか持っていないオリジナルの大好きなランチョンマットを広げて食べるご飯の時間。この時間で緊張がほぐれ、もし不安があったとしたら自分というものを取り戻して欲しい。自分のことをいつも見てくれているママからのお守りという思いを込めて、新調しました。娘には私の思いは伝えていないですが、毎日の様子を見て必要があればそんな声掛けをしてあげたいなと思っています。

幼稚園生活を1年見て、残り2年。親として、幼稚園生活と娘の成長のバランスを新たに意識する必要があると感じ、この幼稚園グッズの新調をきっかけに自分自身にもギアが入ったそんな楽しい制作時間となりました。

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