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フラワーアーティスト東信氏によるボタニカルアニメーション“はなのはなし”公開

2017.05.30


【フラワーアーティスト東信による、子供達に向けたボタニカルアニメーション“はなのはなし”お披露目パーティーに出席。当日1000部限定で製作、配布された紙芝居絵本(非売品)をご紹介】

先日、AMKK(フラワーアーティスト東信、花樹研究所)による、「花の一生」をテーマとした、小さな子供達へ向けたアニメーション“はなのななし”お披露目パーティに家族で出席しました。
日頃より花や植物を用い様々な角度から多岐にわたる表現活動をする東氏。彼らの考える「花のいのち」のストーリーをイギリスのボタニカルイラストレーターケイティ・スコットさんにより、アニメーションという形で表現されました。

パーティでの東さんのご挨拶の中で、このアニメーションを作るきっかけのお話がありました。ご自分のお子様が3歳くらいの時にパパのやっているお仕事について聞かれ、花の成り立ちについてご説明されたけど、腑に落ちなかったみたいで、それなら自身で作って教えてみようと思われたようです。

情報収集から製作におよそ2年かかり待望の公開となりました。
1000部限定で製作、配布された紙芝居形式の絵本はアニメーションを切り取った形で表現され、そこには素敵な物語が加わって、より「花のいのち」をリアルに伝えてくれる言葉として強いメッセージ性を帯びています。

パーティーでも参加した子供たちがのびのびとアニメーションや花のオブジェを見ながら、カラダで体感し、楽しんでいる様子でした。

帰宅後子供達に早速読み聞かせ。この本のストーリーである、「この世界には様々な花が存在し、大地に根をはり、芽吹き、花咲き、鳥や虫が花粉を媒介し、時に雨、風、嵐にさらされながらも逞しく生きている。そして朽ちゆくときには、次なる命へのバトンタッチをし、花の生命が続いて行く」。要するに、花が生きて行くためには、様々な環境下で、多くの生き物達と関わりながら生き、枯れ、いのちを繋いで行くというもの。読聞かせた後、4歳の娘が話した一言は、「わたしたちも花と一緒だね。パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、おともだち、いろんな人と関わりながら生きているね。」と、親として想像もしないコメントが返ってきてとても感動しました。子供は子供なりにいろんなことを感じながら生きていますね。

ニットカルチャーを次世代に繋げて行くために、私も絵本を作りたいという夢があります。子供達に編み物を教えていて、魅力的なカルチャーだというシンボル的なもの。今回東さんのご挨拶を聞き、作品に触れ、勇気と希望を頂きました。

下記東氏のインタビュー記事が掲載されています。
「はなのはなし」アニメーション 公開記念インタビュー – 朝日新聞デジタル&w:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/and_w/special/hanaya/animation/?iref=line

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