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小3の女の子 ニットポンチョ作りに挑戦!編み物ならではの魅力〜毛糸選びからデザインまで全て自分で決めて作り上げられます

2017.07.30


この夏、1つの経験として編み物で作品制作にチャレンジしたい!という小学生のお子様方からお声がかかり、期間限定でプチニットサロンを不定期で開催しています。
昨年はニットワンピースの大作を編んで、学校の作品展に展示したRちゃん。今年は更なる大作、ニットポンチョ作りに挑戦しています!私の自著『憧れのオートクチュールニット きれいな糸でまっすぐ編むだけ!』レディースページ1ページ目に掲載のポンチョです。

数多くある糸見本から自分で好きな毛糸を4本選び、糸の編む順番や長さも自分で決め、トータルデザイン全て自分で考えながら作品制作を進めています。完全オリジナル作品です。

編み物は、素材選びからデザイン、サイズまで全てカスタマイズして作ることができる、これがカルチャーの一番の魅力です。素材選びから製作までオールオーダーメイド。価値の高さは仕上がった作品の存在感として表現されます。仕上がりをぜひお楽しみに!

我が子を2人連れてのニットサロン。状況をご理解下さり、ご参加下さる小学生のお子様、そしてお母様。また、ママの仕事に気持ちよくついてきてくれる我が子達に感謝をしています。

*Rちゃん昨年制作した作品
http://www.knitgrace.com/2016/12/22/2378/

【年間150冊超の本を読む娘(4歳)への本選びは親も真剣勝負〜2歳頃から本を自主的に選ばせる環境づくり〜】

2017.07.03


年間150冊超の本を読む4歳の娘への本選びは親も真剣勝負です!

0歳児の頃から本を見て読むのが大好きだった娘。親の願いとしても、本が大好きな子どもに育って欲しいという強い思いがあり、生後1ヶ月の頃から絵本をよく読んでおりました。1人目、外国での育児環境ということもあり、限られた所持している本を何度も何度も読んであげた記憶が残っています。
どんな本を読んであげたら良いかも親として分からず、絵本ナビ月齢別のお勧めの本を揃えて読んでおりました。

1歳半で日本に帰国後、一緒に本屋に行く機会が増え、徐々に娘の意向も出てきて、娘の反応を大切にしながら、本を選ぶようになってきました。与えた本は何度も読み聞かせをし、彼女の中ですぐに到達してしまうので、新書を買うというペースでは彼女のいろんな本を読みたい!という強い思い(=今思うと「本能」)に追いつかず、2歳前から図書館を利用することにしました。そして本を借りる上でルールを作りました。それは、「図書館で借りる本は全て娘が借りたい本を借りる」です。親が読ませたい本ではなく、娘が読みたい本。将来、自立して主体的に生きて行くためには、自分で選んで自分で習得するということが自己探究心を育てると感じたからです。

しばらく近所の図書館を利用していたのですが、そこでは1回に3冊しか借りることができず、物足りない様子でしたので、電車を使い他市にある大きい図書館を利用することにしました。こちらの図書館では1回に10冊の本を借りることができます。この図書館の本の所有数は膨大。このたくさん本がある中から自分が読みたい本を見つけ出す力、これはとても脳を育てることに繋がっています。この図書館に通い2年が経ち、今では年間150冊を超える新しい本と出会っているという状況を迎えることができています。

図書館で借りる本を全て娘に選ばせていると、絵や本の雰囲気に好みや傾向があることが分かってきました。時には英語の本を借り続ける時期があったり、弟が生まれてからは自然と弟が読みそうな本を選んでいたりと、彼女の今伸ばしたい本能がそこには現れていて、親としても彼女の内なるものを知って伸ばしてあげるきっかけになりました。

そんな娘に、たまには親として、彼女が見えていない新しい世界へ一歩踏み出せるようなそんな本を贈りたい!と思い、本屋に行きますが、好みが定まってきているのと、著しく娘の心が成長する過程で、ピンと来る本を探すのは、結構大変で親も真剣勝負です。そしてこの真剣に本を選ばせてくれるこの時間がとても豊かで私の大好きな時間です。私の脳のスイッチが入り、ぐんぐん動くんです。毎回表参道のクレヨンハウスで多くの素晴らしい本と真剣に向き合っています。

ここ半年で娘に贈ってヒットした本を3冊ご紹介します。

『あおのじかん』
青が大好きな娘。絵の描写が美術作品並みに繊細に描がかれています。目を見張るような、吸い込まれるようなタッチです。本の中に出てくる生き物は青い生き物ばかりで、鳥や魚、お花等様々。図鑑に出てくるものが多く、図鑑を見る導入としてもとても良いきっかけになった本でした。画集のような本です。

『おひさまパン』
これは文中の言葉が気に入って贈りました。前向きで生きていく活力をもらえる本です。印象的な言葉が多く、娘もすぐに文中の言葉を上手に使って話をしておりました。心が暖まる本です。



『くるみわり人形』

4歳、年中に上がり、お姫様、プリンセスへの想いが強い時期。図書館でお姫様に関する本だけを借りたりしたけれども、なかなか童話に敵う絵本に出会えませんでした。彼女のこの想いを絵本を通じて具現化させてあげられたらと思い、そこで見つけたのがバレエ絵本でした。3ヶ月前からバレエを習い始め、バレエのカルチャーを徐々に身体に入れこんでいっている時期でしたので、とても気に入ってくれました。くるみわり人形の絵本はいくつも出ておりますが、文章の量や絵のタッチから娘が好きそうだと思ったのがこちらの本になります。色彩のメリハリを上手に使いながらバレエの世界観を表現しています。

親が本気で選んだ本は、本気で読み聞かせをします。娘も私の声で本気度合いが分かるのか、心地よく聞き入ってくれます。読み聞かせは、本を読んでもらう子どもの脳にいいだけなく、読んでいる読み手にとっても脳の前頭葉に刺激を送っているということが最近の研究で分かってきています。まさに心の脳に届くというイメージです。

最近では少しづつひらがなが読めるようになってきており、読む本のバリエーションが広がっています。様々な本を読む中で、新しい言葉の使い方を学ぶこともでき、娘から出てくる質問から、語彙量の成長も感じ取ることができます。そして何よりも私自身も絵本が大好きなので、娘と一緒に新しい本とたくさん出会うことができることに感謝をしています。私自身も高いアンテナを張り、娘に気に入ってもらえる本を継続して選ぶことを育児の目標の1つにしています。

***過去に掲載した絵本記事***
フラワーアーティスト東信氏によるボタニカルアニメーション“はなのはなし”公開
http://www.knitgrace.com/2017/05/30/2749/

イマジネーションを膨らませる絵本①
http://www.knitgrace.com/2015/07/28/1073/

イマジネーションを膨らませる絵本②
http://www.knitgrace.com/2015/07/31/1085/

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