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ニットは世界共通のカルチャー、グローバルなコミュニケーションツール

2015.04.25


「ニット、手編みは世界共通のカルチャー。言葉が話せなくても世界中の人とコミュニケーションできるグローバルなツールです。」

7年前上海に住み始めた頃、会社を辞め言葉も話せない真っさらな自分を支えてくれたのが、ニットでした。上海の街で暮らす意義を自分なりに感じたかったのか、街中にある毛糸屋さんばかりが目に入り、足繁く通う中で心の通い合いがあり、現地に溶け込んだ経験を今でも覚えています。

それからの7年間、海外旅行に行く度に訪れた都市の毛糸ショップを見て周り、手編みのニットカルチャーが世界ではどのような状況にあるのか、肌で感じとりながらマーケティングして周りました。ロンドン、パリ、ミラノ、バルセロナ、マドリード、ニューヨーク、ブリスベン、香港、台北、そして東京、上海。街によってカルチャーの楽しまれ方も異なり、私自身が目指すニットカルチャーのあり方を描くきっかけをたくさんもらいました。

インスタグラムを始めて約二週間。過去に編んだ作品を毎日アップしながら、世界中の方から評価をもらうことができ、世界と繋がっているという感覚を感じることができます。
日本では若者を中心にまだまだ受け入れられていないカルチャーですが、世界というフィールドで見るとニットの世界の中でもスタイリッシュで新しい方向性を発信している企業は出てきています。世の中に新しく提案をする仕事はなかなか受け入れられないことが多いですが、今は世界の方との繋がりを励みに一つ一つできることから実践していきたいと思っています。

そしてこれからグローバル化が加速する時代を生き抜く子供達へ、世界の人と言葉なしで心で通えるカルチャーをぜひ一つ自分のものにして、世界をフィールドに羽ばたいていってほしいと願っています。

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