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ニッティングで「ひとり力」を鍛えよう!

2015.05.18


ニッティングで「ひとり力」を鍛えよう!

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現在日経ウーマンオンラインで、これからの時代の女性に必要な”ひとり力”の作り方が連載されています。執筆者は、朝活手帳等を制作しているBefore 9プロジェクト主宰CONECTA代表池田千恵さんです。彼女曰く、ひとり力とは「自分の頭と心を定期的に棚卸し、客観的に見つめて軌道修正していく力」のこと。「ひとり力」をつけることで、ほっとしたり、リフレッシュしたり、リラックスしたり、将来のことを楽しく想像したり、今までの振り返りをしたりできるようになれば、慌ただしい毎日も心穏やかに過ごせるようになる、本来のあなたを取り戻すひとつの手段が「ひとり力」をつけることだと説いています。

独身、既婚、家族と同居、ご主人の転勤、退職、ひとり暮らし、子育て、介護…。環境の変化に応じて女性の生き方は変わりやすく、本来の自分というものを環境下によっては見失ないがちです。ですが、どんな状況にあっても少しでも自分らしく生活していく生き方を体得していれば、どんな環境にも対応しながら自分らしい生活を送ることができると私は考えています。

その「ひとり力」をつける手段として、私はニッティングをオススメします。編み物とは、1本の糸を1目1目編むという作業の繰り返しで、この過程で脳内にα波が出て、心が癒されリラックスします。作品が仕上がるという達成感に加え、心が浄化される感覚を味わうことができます。私はこれを「ニットセラピー」と呼んでおり、この静かな手編みの時間が心をほぐし、本質的なことを浮き彫りにしてくれます。編んでいることに集中すると手元が客観的に見えてきて、自分の頭と心がシンプルに浮かびあがってきます。半瞑想状態に近いのかもしれませんが、この状態の時に自身のあり方を客観視できるのです。

これは、私自身の経験に基づいており、7年前に結婚がきっかけで海外転勤。勤めていた会社は退職。新しい人生のスタート。新しい街で楽しく自分らしく生きていく生活を模索している中でニッティングをしながら培ったのがこの「ひとり力」でした。定期的に自分を棚卸する時間を作ると自然と次に進むべき方向が見えてきました。見えない時は無理をせず、ひたすらニッティングをしながら見えてくるのを待ったりもしていました。

私達の過ごす日々は、毎日慌ただしくなかなか自分を見つめ直す時間は作りにくいものです。そのため、ニッティングというモノを作る時間を利用して自身の棚卸をすると自然と無理なく行えるのでオススメです。

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