前回に続き、2冊目にご紹介したい本は、『ミリーのすてきなぼうし』(作・絵 きたむら さとし)
本の内容は、想像することがテーマ。
主人公が帽子屋さんで買った不思議な帽子。これは「想像する帽子」。 自分がイメージしないと透明だけど、イメージするとそのイメージが形になる。
本の最初は、自分でイメージをすることに重きがおかれていますが、想像することに慣れるとステージ上がり、他の人の帽子も見えてきて、その他の人の想像上の帽子とコミュニケーションするようになってきます。
こちらの本ではイメージすることの楽しさを分かりやすく伝えているとともに、そこから大きな広がりを持ち、夢を持つこと、想像した夢は叶うことを暗に伝えているように読み取ることができます。
娘に何度か読んだところ、前回紹介した『ボタン』の本と似ていることに気がついたようで、「そうぞうするのね?」とは直接言えませんが、ボタンの本に出てくる「それとも〜◯◯?」みたいにお話をしてくれました。私の伝えたい頭の中のクリエイティブな遊びは伝わったようで嬉しかったです。
こちらの記事をFacebookで載せた後、こちらの本が小学二年生の教科書に出てくる本だと教えて頂きました。想像力を養うのに良い本のようで嬉しかったです。