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子供達に編み物を教える仕事に感じる価値と魅力

2015.12.31


年内最後のニットサロンは、冬休みに入った子供達がたくさんご参加下さいました!冬休みに編み物を習うのを楽しみに待ってくれていた子供達。初めて編み物のカルチャーに触れる子から2作品目、3作品目に挑戦する子供達までと様々で、楽しく和やかな雰囲気の中でも真剣さが交錯する質の高いニットサロンになりました。

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今年の夏から始めた子供向けに編み物を教えるプロジェクトは、私の編み物を教えるキャリアの中でも日本に帰国して初めての試み。Knit Graceの進むべきビジョンを決めて取り組み始めた最初の事業でしたが、幸運にも私が想像する以上に、「子供達の世代では手芸や編み物ができることはとても素敵でオシャレで憧れのカルチャー」的なイメージで捉えられており、まさに私がこれからの時代に築いていきたいニットカルチャーの潜在性に気づかされた貴重な経験となりました。

私達親世代は編み物ができる方が少なく、子供に教えられる方がとても少ないという状況と、時代としてどんどんタブレットを通じて何かを楽しむカルチャーが増えているという時代やマーケットの流れがある一方で、対照的に、実際に自分の手先を使ってモノを生み出すという行為や経験の価値が高まり注目され始めています。実際に子供の頃にたくさん自分の手を使っていない子供は、将来大人になっても使い方が分かりません。子供の頃の経験がとても大切になって来ています。

編み物は脳を使うカルチャーでもあり、集中力を自然に鍛えるにも効果的です。編んだ分だけ成果を見ることができ、前向きな考え方になり、その達成感が自信や更なるチャレンジ精神を育みます。糸を編むというとてもシンプルな行為ですが、精神面においてプラスの回路が築け、心の安定性も高まります。

ぜひ来年も引き続きこのニットカルチャーの魅力を伝える伝道師の役割を私自身担い、少しずつマーケット開拓と研究を重ねていきたいと思っています!

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