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【3歳でも楽しめる夏のワークショップースイーツデコ】

2016.09.09


この夏、某百貨店で3歳半の娘が体験したスイーツデコのワークショップ。季節が夏ということもあり、パフェライトを作りました!

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参加経緯は、たまたま遊びに行った際にいくつかのワークショップを開催しており、成果物に娘が一目惚れをし、パフェライトの制作に参加を決定。幼稚園の年長から小学生が参加をする中、3歳の娘でもきちんと同じように作れるのか親として不安がありましたが、この夏いつもと違う何かクリエイティブな体験を一つやらせたいと思っていたのと、娘のやる気を尊重し、前向きに参加を促してみました。
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最初は、パフェライトの上下に飾るパーツ選び。数多くあるパーツから気になった好きなパーツを自由に選びます。パーツ1点ずつにお値段がついています。

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次に、パフェの中にあるライトのカラーを選んで、いよいよパフェのクリーム作り。クリームの入ったビニールが予め用意してあり、ホイップクリームをケーキにトッピングする要領で作り上げていきます。力がいるので娘は先生に手を握ってもらいながら一緒に作り上げました。

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最後は、選んだパーツのトッピングをして完成。
作り上げた後、2日間置くとクリームも固まり、触ることができます。

最後の完成まで30分位要しましたが、途中で投げ出さず、最後までしっかり作り上げる姿に成長を感じました。パーツ選びをする姿が真剣かつ楽しそうで、普段手芸店で真剣にパーツ選びをする私の背中が想像できました。
成果物は大きく存在感のあるもので、娘自身が真剣に作ったということもあり、本人が大切に扱っています。

今回このスイーツデコのワークショップに娘が参加する過程を通じて、小さい子供達が楽しめるワークショップ立案を考えている私にとって大変勉強になりました。3歳でも手順や手先の使い方動かし方を頭で理解し、素敵なものが作り上げられるワークショップを企画するのは簡単なことではないので、今回の出会いに感謝をしています。

【キッズ編み物への道:年少 かぎ針で編むネックレスからスタート】

2016.08.11


Knit Graceでは、幼少期の編み物との出会いを大切に、何歳くらいから「編む」に通じる手の動きができるのか、また、「編む」という仕組みを理解できるのかを研究しています。

今回は、1番最初の作品として、かぎ針を使ってネックレスを作りました。

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「編む」という手の動きは、日常生活で触れることが少ないため、子供達は「編む」という仕組みを理解するところから始まり、新しい手の動きと出会います。
「編む」という行為は、糸や紐、髪などを互い違いに組み合わせて、一つの形に作り上げる行為です。その中でも「編み物」は、編み針や編み機というツールを使って衣類や装飾品などを作ることを言います。現代では編み針を使わない「ゆび編み」も流行っていますが、Knit Graceでは、編み針を使って編むという行為を編み物の基本として捉え、子供達のこのカルチャーとの出会いのタイミング=導入から、好きになる発展段階までを研究しています。

我が子の成長を通じて、何歳くらいからこの仕組みを理解し、手を動かすことができるかを定期的にリサーチしており、年少になって、ようやく仕組みの理解と手の動きが同時にできる月齢に達してきたことが分かりました。

最初の編み物での制作アイテムは、かぎ針で編むネックレス作り。太めのかぎ針、糸を使い、鎖編みを10〜15目編み、これをネックレスにします。指で編むこともできますが、子供達は本物志向でツールを使いたがるのと、好きになってきた時にステップアップしやすいように最初から道具の使い方に慣れて欲しいため、かぎ針を持たせて「編む」というカルチャーに出会ってもらいます。

次に大切なことは、糸の扱いに慣れるということです。年少以前で糸と触れる手の動きは、そのほとんどが「糸を切る」「糸を穴に通す」「糸を引っ張る」などです。その延長線として次のステップで「糸を縫う」「糸を編む」が位置づけられます。馴染みのある素材を新しい手の動きを施すことによって新しい形に作り上げる、この過程を通じてカルチャーの面白さに出会うことができます。

新しいカルチャーとの出会いは、「できた!という喜び」から始まります。
今回鎖編みという1番簡単な編み方で、数回繰り返し手を動かすことで作りあげることができるネックレスは、飽きっぽい子や興味があまりない子にもチャレンジできます。

「編み物」は、手先を使うカルチャーで、脳の活性化を促すとともに、集中力、継続して物事と向き合う力、好きなものを作るという創造力、デザイン力等様々な能力を養うことができます。また、作り上げた達成感から深い喜びを感じることも出来ます。様々な能力を養うことが出来るこの編み物のカルチャーをぜひ小さいうちから触れて欲しいと思っています。
子供達にとって簡単で魅力的なアイテム作り、これからも継続的に提案して行きます。

【3歳1ヶ月前後の様子】
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小2の女の子 手編みでニットワンピース作りに挑戦

2016.07.28


この夏、小学2年生の女の子が手編みでニットワンピース作りに挑戦!ワンピースのデザイン決めから始まり、糸選び、模様選び(編み方を学ぶ)、私の方で彼女の採寸をして、編み図をおこし、自分の身体にあったオーダーメイドの理想のお洋服を作ります。

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とてもセンスのいい女の子で、お洋服のデザインは、女性ファッション誌の中から、糸の色はショップのブローシャーを持ってきてくれました。そこからいくつか糸をご紹介しながら彼女らしさを出せる糸をピックアップ。
昨年夏に編み物を始めて以来、バックを2つ、スヌードと継続的にニットサロンに参加してくれ、様々な感覚を身につけている彼女、1本の糸で編む仕上がり、2本の糸を混ぜて編む仕上がりをよく分かっていて、今回使う糸も自分自身で色の組み合わせを考えました。

これまではガーター編みだけで作品を作ってきた彼女。今回はデザインに合わせて新しい編み方を習得し、9月上旬までの仕上がりを目標に、制作に勤しんでいます。

昨年秋新宿伊勢丹のcocoikuで開催予定であったスクールのモデルケース。
http://www.knitgrace.com/events/1255/
http://www.knitgrace.com/events/1248/
手編みで養われる想像&創造力、集中力、継続力、一番は最後まで長い期間かけて仕上げるという根気とやる気。この夏Knit Graceで彼女を応援して行きたいと思っています。

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【キッズ編み物への道:年少手縫いとの出会い】

2016.07.18


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Knit Graceでは、幼少期の編み物との出会い、何歳くらいからどんなことができるようになるのかを研究しています。
「編み物」というと、今の子供達の親世代でも馴染みのない方が多く、「難しい」という印象を持つ傾向があります。そのため親世代がやらない方が多く、なかなか子供世代にこのカルチャーの楽しさが伝わりにくくなっています。

「編み物」は、手先を使うカルチャーで、脳の活性化を促すとともに、集中力、継続して物事と向き合う力、好きなものを作るという創造力、デザイン力等様々な能力を養うことができ、また、作り上げた達成感から深い喜びを感じることが出来ます。様々な能力を養うことが出来るこの編み物のカルチャーをぜひ小さいうちに触れて欲しいと思っています。そこで、私自身が娘の成長を通じて、世間一般的に何歳くらいからやることができ、楽しむことが出来るようになるのかを研究しています。

先日娘(3歳4ヶ月、年少)の通園する幼稚園で親が参加する参加保育があり、二日間娘と手芸を楽しみました。1日目は「縫い取り」をやり、自分で穴を定期的にあけた紙に刺繍針を通していくという縫い取りをしました。針をスムーズに穴に指していました。
2日目は、「ぬいぐるみ作り」に挑戦。作る型紙を選び、布を選び、ハサミで裁断したあと、本物の縫い針と糸で手縫いに挑戦。前日の縫い取りと同じ作業なので、自然とやることができました。親がかなり手を貸しましたが、綿入れや顔の絵を書いたり、洋服にする布を選んだりすることは娘が行いました。針の先が尖っていて刺すと痛いことを知ったりと、良い経験を積むことができました。

年中、年長との合同保育のため、周りの子供達の制作の様子見ておりましたが、みんなとても上手にアイデアを入れながら作り上げていました。

編み物のカルチャーも大きく捉えたら手芸のカルチャー。手を動かして物を作り上げるのは、手縫いのカルチャーと似ています。
今回3歳児の手の動かし方を見て、どういう形で編み物との出会いを作って上げたら良いのか、たくさんの課題をもらった、そんな2日間になりました。

アーティストRYU ITADANIの展覧会

2016.07.04


ドイツにお住まいで世界的に活躍中のアーティストRYU ITADANIさんの個展が、現在銀座のPOLA MUSEUM ANNEXで開催されています。
『SOMETHING GOOD RYU ITADANI』。

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展覧会に足を運ぶまで、このテーマでどんな作品が並ぶのだろうと思っておりましたが、1つ1つピックアップして描く話を聞く中で、実はとっても彼らしく、素朴で身近なものたちという素顔が見えるような展覧会に感じました。

作家RYUさんは、私が前職についていた時に表参道ヒルズ1周年の際のビジュアルに起用したアーティストです。東京で開催するこの規模での個展は初めてで、来場する方から9年前に表参道ヒルズで見たという方がいらっしゃるようで、とても嬉しく思っています。

作品の描き方も、以前はコンピューターを使っての制作から、今はオールハンドで作品制作を手掛けており、実力をぐんと伸ばしたように感じました。
色の組み合わせが大好きな私にとっては、素晴らしいと感じる作品ばかりで、彼の活躍を肌で感じ、今後の自分自身の作品制作においても刺激をもらった豊かな時間となりました。彼の切り取る世界観は、いつでも前向きな楽しさを感じさせてくれます。
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html

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【Knit Grace WORKS : Kids Summer Hat】

2016.06.14


3歳の娘に夏用の帽子を作りました。昨年の夏は2歳で可愛らしい赤の夏の帽子を。今年は3歳になり、洋服もお姉ちゃんっぽく洗練されてきたので、ネイビーと白の帽子を作りました。
ちょっと大人っぽい洗練された帽子をオーダーしたのは主人。色も素材もデザインもまさにイメージ通りだったようで、満足している様子でした。娘も気に入ってかぶってくれています!
産後初の作品になります。

☆昨年の赤の帽子
http://www.knitgrace.com/2015/04/18/563/

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PUPPY 2016-17AW秋冬展示会

2016.06.09


6月頭は毎年恒例、毛糸メーカーの秋冬糸の展示会シーズン!各社の新製品を見ながら、今年の秋冬ニットを通じてどんな楽しいことができるのかを考えるのがとても楽しみです。今回は3社展示会に訪問し、はじめにパピーをご紹介致します。

昨年55周年を迎えたパピーは、今年は新製品を3タイプに絞り込んでの提案。モーリス、ミュルティコ、レッチェの色をリニューアルし、小冊子にて新鮮な段染め糸の作品を紹介。また、レガートやボーボリ等の高級糸に関しては色展開をより綺麗な色に。昨年色数の増えた一年を通じて安心して使えるクイーンアニー等の定番糸も、色を変更せずに展開されるようです。

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《3つの新製品》

●Grani : グラーニ 並太糸
「グラーニ」とは、イタリア語で「つぶつぶ」を意味します。糸の形状から名付けられたこの糸は、段染めネップとモヘヤを撚糸していて、ザクザクと編めて比較的軽い仕上がりに。ロング丈等分量の多いデザインに適しています。

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●Pinacoteca : ピナコテカ 合太糸
「ピナコテカ」とは、イタリア語で「絵画館」を意味します。糸作りの色出しの際に、イメージソースを美しいものから得たことに由来して名付けられました。芯に小さなループ・ラメ2色に、5色の段染め糸が巻き付き1本に束ねられた糸です。沢山の色が混ざって濁らないようにそれぞれの色に透明感と立体感を持たせるためにラメは光の色として入っているとのことです。豊富な色と素材が溶け込み奥行きを感じる美しい糸です。かぎ針、棒針どちらも立体感のある仕上がりになります。

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●Rotante : ロタンテ 合太糸
「ロタンテ」とは、イタリア語で「回転する」を意味します。カラフルな色が回転するように見える様子から名付けれました。濁りのないクリアな色調のモヘヤヤーン。かぎ針、棒針ともに楽しめる糸です。以前展開していたモヘアマルティのリニューアル版です。

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《新色展開で印象がリニューアルした糸たち》

●アルパカモリスに3色の新色、アルパカファーダに2色の新色が登場! 
レガート、ボーボリ、チャビーにも新色が入りブランドイメージが一新!

手触りが良く、私のサロンでもメンズ、レディス、キッズと幅広く使われている人気の糸です。

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●定番糸で人気のブリティッシュエロイカ、ミニスポーツにも新色が加わり、より北欧テイストに。
オシャレな雰囲気が感じ取れます。

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《段染め糸、若いイメージの印象にリニューアル!》

●レッチェ、モーリス、ミュルティコに新色が多数登場し、ブランドイメージが一新!
カラーバリエーションが明るい雰囲気に整い、楽しさを感じさせてくれます。段染め糸は編みながら糸の色が変わるので、とても楽しく編み進められます。靴下等の小さいアイテムにもお勧めですし、洋服をかぎ針で編むとツイードのような編み地に仕上がるのでお勧めです。

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今期の展示会の印象として、とても軽やかで爽やかな気持ちのいい印象を受けました。秋冬の展示会というと色展開がダークなカラーに偏り、重い印象になりがちです。ですが、明るめのカラートーンをしっかり展開されていたのでとても印象が良かったです。この色展開であれば、しっかり編み込み模様を入れたセーターを作っても、数色混ぜた模様で編んでもそんなに重い印象を受ける作品にはならないと思います。

「ニット」、「手編み」というとご高齢の方が楽しむカルチャーのような印象を受ける方が多いですが、今回のパピーの色展開は若い女性に向けた優しい色展開を重視しているように感じました。手編みのイメージも一新されそうな、そんな予感を感じさせてくれた展示会でした。”軽やかなニットを軽やかに着る”、新しいニットのライフスタイルが始まりますね。

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Knit Grace WORKS : Baby Ceremony Cape

2016.06.09


長女のお宮参りの際に作ったベビーセレモニーケープを、第二子長男のお宮参りを記念して着せてみました。
当時、女の子の赤ちゃんが着用することをイメージして、レースやリボン、パールのボタンを使いましたが、男の子が着用しても馴染むデザインでした。
再度このタイミングでご紹介させて頂きました。今は長女(3歳)がちょっとしたフォーマルの場で着ることができるケープとして着用できます。

また、ブルーのベビードレスは私の母の手作りです。完成品をイメージして材料をささっと買いそろえて作り上げるスピード感には、長年のプロの力を感じさせてくれました。

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Knit Grace WORKS : Baby Dress

2016.05.25


出産直前に編んだベビードレスの着用シーンのご紹介です。
生まれたての赤ちゃんのサイズ感ぴったりで作ったので、既に生後1ヶ月のわが子には小さくなってしまいましたが、赤ちゃんの成長ぶりを改めて実感することが出来ました。

お宮参りを意識して、少し大きめに作ることもお勧めです。この時期は気温の変動が激しく、赤ちゃんに着せるお洋服が難しい時期なので、お宮参りには着せることができなくなってしまいました。

赤ちゃんのお洋服作りは、サイズ以外に気候や赤ちゃんの体質含め、いろんな事を考慮して作ってあげるといいですね。

今回のベビードレスは、子供が成長してからも、いつでも生まれたときのこと、お腹の中にいたときのことを思い出せるように記念の作品にしたいと思います。

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